ロシアの会社法ロシアの合弁契約 〜ジョイントベンチャー〜 事業を展開する中で合弁契約という契約が締結されることがあります。英語では、JOINT VENTURE AGREEMENTと呼ばれます。この契約を締結することにより、自社以外の知的財産、のれんなどを共同利用し、事業を展開していくことが可能...2020.02.29ロシアの会社法
ロシアの会社法ロシアでの外国投資家規制 近年、世界的に外国投資家に対する厳格な規制が取り入れられており、日本でも2020年春施行予定の外国為替法及び外国貿易法(“外為法”)により、届出免除制度も同時に新設されはしますが、事前届出対象となる対内直接投資規制が拡大することが予定さ...2020.02.28ロシアの会社法
ロシアの会社法ロシアでの自己株式の扱い 会社自身が所有している株式は、日本においては「自己株式」と呼ばれ、ロシアでも同様の概念(Казначейская доля)が存在します。 日本の制度とロシアの制度の違い 日本において「自己株式」の保有期間に関して、従来は制限...2020.02.27ロシアの会社法
ロシアの労働法ロシアにおける命令違反を理由とする不当解雇 会社としては、指示に従わない従業員は解雇したいものですよね。もっとも、従わなかった命令や指示がどのようなものであるかにより解雇の適法性が左右されます。今回は、会社からの命令に従わなかったことを理由に解雇された従業員に関する事案(Апелл...2020.02.26ロシアの労働法
ロシアの会社法ロシアでは「有利発行」がない!! 〜新株発行・第三者割当〜 会社に出資をして配当金を得るという投資形態は様々な国で行われており、ロシアでもこのような投資形態は、日本と同様に存在します。もっとも、具体的にどのような流れで出資をしていくのかという点では相違もあるので、今回は、ロシアで株式取得をする際の...2020.02.25ロシアの会社法
ロシアの行政法ロシアにおけるドラッグ規制 最近、ニュースでよく薬物に関する話題が取り上げられていますが、ロシアでも薬物に関するニュースが昨年、大々的に取り上げられました。そして、この昨年のニュースがきっかけで麻薬等に関する犯罪周辺の改正が今年、行われる予定です。 改正のきっ...2020.02.24ロシアの行政法
ロシアの労働法ロシアにおける飲酒を理由とする解雇 近年、ロシアでの飲酒量は減少傾向にありますが、それでも飲酒に関連する問題は絶えません。今回は、飲酒を理由として解雇された運転手の事案(Апелляционное определение Московского городского суд...2020.02.21ロシアの労働法
ロシアの民法従業員に対する責任追及 事業を経営していく中で、事業が大きくなればなるほど、従業員は不可欠な存在となります。今回は、ある個人経営者が従業員に対して責任追及を試みたロシアの最高裁の事案(Определение Верховного Суда РФ от 20.08...2020.02.19ロシアの民法
ロシアの民法ロシアの闇金は更に悪質(利息制限に関する判例) 日本では利息制限法という法律で利息の上限が設定されており、一定の利息を超えるものについては、無効ということになっています。では、ロシアには利息の制限等はあるのでしょうか。実際にあった1つの事案(Определение Верховного...2020.02.18ロシアの民法
ロシアの民法契約締結上の過失に係る請求の実状(交渉中の費用) 前回の記事で、契約を締結しなくとも、契約を締結する交渉プロセスにおいて、信頼を損ねるような対応での契約の打ち切りを行った際には、交渉に要した費用を相手方に請求できるというロシア民法(Гражданский кодекс)434.1条に関す...2020.02.17ロシアの民法