ロシアの民法従業員に対する責任追及 事業を経営していく中で、事業が大きくなればなるほど、従業員は不可欠な存在となります。今回は、ある個人経営者が従業員に対して責任追及を試みたロシアの最高裁の事案(Определение Верховного Суда РФ от 20.08...2020.02.19ロシアの民法
ロシアの民法ロシアの闇金は更に悪質(利息制限に関する判例) 日本では利息制限法という法律で利息の上限が設定されており、一定の利息を超えるものについては、無効ということになっています。では、ロシアには利息の制限等はあるのでしょうか。実際にあった1つの事案(Определение Верховного...2020.02.18ロシアの民法
ロシアの民法契約締結上の過失に係る請求の実状(交渉中の費用) 前回の記事で、契約を締結しなくとも、契約を締結する交渉プロセスにおいて、信頼を損ねるような対応での契約の打ち切りを行った際には、交渉に要した費用を相手方に請求できるというロシア民法(Гражданский кодекс)434.1条に関す...2020.02.17ロシアの民法
ロシアの判例ロシアにおける契約締結上の過失(交渉の不当打切り) 日本では、契約を締結しなくとも、契約締結上の過失というものが認められています。つまり、「取引を開始し契約準備段階に入ったものは、一般市民間における関係とは異なり、信義則の支配する緊密な関係に立つのであるから、のちに契約が締結されたか否かを...2020.02.16ロシアの判例ロシアの民法
ロシアの民法ロシアにおける債務不履行・瑕疵担保責任(商品の返品) 自分が買った商品に不備があったとき、その商品を返品したいと思うことはよくありますよね。もちろん、ロシアでも瑕疵ある商品は返品の対象となる規定が存在します。もっとも、日本でもそうですが、果たして本当に「瑕疵」があったのかという点は、裁判でよ...2020.02.14ロシアの民法