ロシアでの住民基本台帳法

 今回はロシアにおいて新たに施行された法律(http://www.consultant.ru/document/cons_doc_LAW_354474/)についてご紹介したいと思います。

 2020年6月8日付けでロシア連邦に居住する者の基本情報を一つに集約する法律(Федеральный закон “О едином федеральном информационном регистре, содержащем сведения о населении Российской Федерации”)が新たに施行されました。これにより、今まで散逸していた情報が一元化されることとなりました。

 この登録対象となる者は、同法6条には「гражданах Российской Федерации」と「иностранных гражданах и лицах без гражданства, временно или постоянно проживающих в Российской Федерации, либо признанных беженцами или получивших временное убежище на территории Российской Федерации, а также об иностранных гражданах, временно пребывающих в Российской Федерации и осуществляющих в установленном порядке трудовую деятельность.」と規定されています。

 つまり、登録対象となるのは(1)ロシア国民、(2)外国籍の者や無国籍者のうち、一時的または永続的に日本に居住している者、(3)ロシア連邦に難民認定された者、(4)ロシア連邦により一時的に保護されている者、(5)ロシア連邦で一時的に一定の職業で就労をしている外国籍の者、とされています。

 そのため、日本国籍保有者であっても、登録がなされる可能性があります。

 また、集約される情報は、同法7条に多岐にわたって列挙されています。列挙されているものの中には、たとえば、氏名、生年月日、出生地(死亡している場合は、死亡地も含む)、性別、配偶者の有無等の情報が含まれています。

参考

http://www.consultant.ru/document/cons_doc_LAW_354474/