日本法

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法定代理人がやむを得ない事由があるために復代理人を選任した場合、代理人は、本人に対して復代理人の選任及び監督についての責任のみを負う?

(法定代理人による復代理人の選任)第百五条 法定代理人は、自己の責任で復代理人を選任することができる。この場合において、やむを得ない事由があるときは、本人に対してその選任及び監督についての責任のみを負う。 民法105条では、法定代理...
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あらかじめ許諾を得た場合、双方を代理して契約を締結することができる?

(自己契約及び双方代理等)第百八条 同一の法律行為について、相手方の代理人として、又は当事者双方の代理人としてした行為は、代理権を有しない者がした行為とみなす。ただし、債務の履行及び本人があらかじめ許諾した行為については、この限りでない。...
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「オンライン授業事始め」(松下淳一)を読んで

法学教室2020年8月号では、東京大学の民事訴訟法・倒産法の教授である松下淳一先生が、巻頭言を書かれていました。 その内容は、新型コロナウイルスの影響で2020年から始まった、大学や法科大学院におけるオンライン授業において。...
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「著作権法50年を振り返って」(田村善之、髙部眞規子、中山信弘ほか)を読んで

論究ジュリスト 2020年夏号は著作権法の特集です。 その一番最初の記事は、知的財産法の大家である中山信弘先生と、その一番弟子田村善之先生に加え、現在の知財高裁を牛耳っている髙部眞規子判事のほか、秋山卓也先生、成原慧先生、福井健策先...
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財産管理人が不在者を代理して子に対し結婚資金を贈与するためには、家庭裁判所の許可が必要?

民法(管理人の権限)第二十八条 管理人は、第百三条に規定する権限を超える行為を必要とするときは、家庭裁判所の許可を得て、その行為をすることができる。不在者の生死が明らかでない場合において、その管理人が不在者が定めた権限を超える行為を必要と...
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財産管理人が不在者を代理して協議による遺産分割をするためには、家庭裁判所の許可を得ることが必要?

民法(管理人の権限)第二十八条 管理人は、第百三条に規定する権限を超える行為を必要とするときは、家庭裁判所の許可を得て、その行為をすることができる。不在者の生死が明らかでない場合において、その管理人が不在者が定めた権限を超える行為を必要と...
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財産管理人が不在者が第三者に対し負っている弁済期の債務の弁済をするためには、家庭裁判所の許可を得ることが必要?

民法(管理人の権限)第二十八条 管理人は、第百三条に規定する権限を超える行為を必要とするときは、家庭裁判所の許可を得て、その行為をすることができる。不在者の生死が明らかでない場合において、その管理人が不在者が定めた権限を超える行為を必要と...
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財産管理人が不在者を代理して不在者の所有する土地を第三者に売却するためには、家庭裁判所の許可を得ることが必要?

民法(管理人の権限)第二十八条 管理人は、第百三条に規定する権限を超える行為を必要とするときは、家庭裁判所の許可を得て、その行為をすることができる。不在者の生死が明らかでない場合において、その管理人が不在者が定めた権限を超える行為を必要と...
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成年被後見人の行為であることを理由とする取消権の消滅時効の起算点はいつ?

民法(追認の要件)第百二十四条 取り消すことができる行為の追認は、取消しの原因となっていた状況が消滅し、かつ、取消権を有することを知った後にしなければ、その効力を生じない。2 次に掲げる場合には、前項の追認は、取消しの原因となっていた状況...
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親権者の同意を得ずに未成年者がした、日常生活に関する売買契約は取り消すことができる?

(未成年者の法律行為)第五条 未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。2 前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる。3 第...