ロシアの臨時労働災害保険金

 COVID―19との関係でロシアにおいては医療従事者に対する補償が示されました。そこで、今回はこの点に関する内容を規定した、5月25日付で発令されたロシアの大統領令(http://publication.pravo.gov.ru/Document/View/0001202005060026)をご紹介したいと思います。

 5月25日付で発令された大統領令により、一定の医療従事者に対し、1回限りの保険金の交付を行うことが明らかとなりました。対象となる医療従事者は、COVID―19に罹患後の合併症を発症したことで永続的な障害を負ったということが検査等で診断された者となっています。

 どのような合併症を発症したか、職業上の職業能力の喪失の程度によって得られる保険金の額には差があります。

 ・第1種の障がい分類: 2,064,339ルーブル(約300万円)
 ・第2種の障がい分類: 1,376,226ルーブル(約200万円)
 ・第3種の障がい分類:   688,113ルーブル(約100万円)

 なお、医療業務に従事中、医療従事者がCOVID―19に感染し、死亡してしまった場合には2,752,452ルーブル(約400万円)が支給されます。また、永続的な障害ではなく、一時的な障害にとどまった場合には、68,811ルーブル(約10万円)が支給されます。

参考

http://publication.pravo.gov.ru/Document/View/0001202005060026